2013/03/11 Category : 住 避難生活の必需品:段ボールベッド リウマチさんが避難所生活を送る際に、ベッドと洋式便器+洗浄便座は欠かすことができません。膝や股関節の可動域に制限があるため、床に敷かれた布団に寝ようとするなら、マッチ棒を倒すように、パタンと倒れるしかないのです。くどいようですが、畳の上に座る動作ができませんので、例えば、知人宅を訪問して和室に通されたら、ずっと立っているしかないのです。東日本大震災の被災地に支援や調査に入りたくても、4ヶ月後の7月まで入れなかったのはそれが大きな理由です。9月、日本福祉のまちづくり学会のメンバーと一緒に岩手県沿岸部を訪れた際は、津波の被害にあった釜石の宝来館の4階に泊めていただきました。そこで、ベッドがないと寝られない私のために、東北支部長の狩野さんが避難所で評判だったという段ボールベッドを運んできてくださって、髙橋会長をはじめ、学会のメンバーで組み立ててくれました。リウマチ関係の学会では避難所にはベッドが必要だとの報告がされていますが、多くの方には知られていないので、知っていただければと、私のお見苦しい写真も掲載します。この段ボールベッドは大船渡市の避難所で配布されたとのことです。今でも仮設住宅に持ち込んで利用されている方もおられます。学会のメンバーで組み立ててくれているところ段ボールベッド完成野口 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword